7月にデジタルリリースされた、VTuberとリアルアーティストによる、新たな「和」をとしたコンピレーションアルバム『ワコンピ-WACOMPI-』。
VTuberからは、白雪巴さん、杏仁ミルさん、覇優雅エミさんらが、第一弾参加者として発表。その後のボーカルオーディションを経て、美波七海さん、BΣretta Crossrainさん、ユプシロンさん、奏⾳リリィさんが追加アーティストに決定。さらにリアルアーティストもそうそうたるメンバーが発表され、話題になりました。
2020年11月に始まったクラウドファウンディングの支援総額も、目標の2.5倍となる約370万円を記録。新型コロナウイルス感染症の流行によって制作に影響が出るも、2021年5月にはクラウドファウンディングの支援者向けにアルバムをリリース。そして7月28日、ついに各音楽配信サービスでの配信がスタートしました。
そんな『ワコンピ』において欠かせないキーパーソンの1人が、VTuber・ヘットフィールド師匠こと坂本マニ真二郎さん。アルバムのプロデューサーを務め、また自らもクリエイターとして複数の収録曲の制作に携わっています。
自身のnoteでも『ワコンピ』にかける熱意を綴り、セルフライナーノーツでは、楽曲のみならずアーティストとクリエイターの魅力についてもアツく語っていた師匠。そんな師匠が、『ワコンピ』が無事にリリースされた今、何を思うのか。そして、今後はどのような展開を予定しているのか。お話を伺いました。
インタビュー・執筆・編集 / けいろー(@K16writer)
ヘットフィールド師匠と振り返る『ワコンピ』楽曲
――本日はよろしくお願いいたします!
ヘットフィールド師匠:
よろしくお願いいたします! いやー、今回こうしてお話するにあたって、久しぶりに『ワコンピ』のアルバムを通して聴いてきました。
クリエイターさんって、自分が作った曲を完成後に聴きなおす人もいれば、まったく聴かない人もいて(笑)。どちらかと言えば僕もあまり聴かないほうだったんですけど、昨日聴いてみたら、自分が手がけていない曲のように聴くことができました。
――時間が経ったことで、ある程度は客観的に聴けるようになった、ということでしょうか。
師匠:
そうですね、フラットな視点で聴けて。自画自賛じゃないですけど、「おもしろい作品ができてたんだな」って感じました。
――改めて聴いてみたことで、印象が変わった曲ってありますか?
師匠:
そうそうそうそう! それは本当にあって!
もともとはリード曲が一番印象が強いというか、そういうふうに自分が作ったのもあって……美波七海(@37373v)さんの「Nirvanas」っていう曲が印象に残ってたんですけど。でも、改めて全体を通して、フラットに聴いてみると、それ以外の曲も少しずつ印象が変わった気がします。
僕、普段は電波曲をすごくよく聴くんですよ、実は。
――へー! なんか意外かも……!
師匠:
そう言われるんですけど、めっちゃくちゃ好きで(笑)。
だから、杏仁ミル(@AnninMirudayo)さんの「メラメラリミッター」っていう曲はめちゃくちゃ聴いてます! あの曲はおもしろくて、僕が作曲していない、ぜんぜん自分にはないテイストで構成されている曲だし、ミルさんのいいところ――かわいらしいところと、ちょっと破天荒なところ――が詰め込まれてて、めちゃくちゃ好きです。
――中毒性もすごくありますもんね。すると、1人のリスナーとしてアルバムを聴く場合は「メラメラリミッター」が特に印象に残っている、という感じでしょうか。
師匠:
そうですね。普段から電波曲を聴くので、本当にフラットに『ワコンピ』を聞いて「一番いいな」と思ったのは、やっぱり電波ロック曲の「メラメラリミッター」だった、っていう。
以前まではどうしても、いろいろ考えながら自分の曲ばっかり聴いちゃってたんですよ。「あー、これはこうだったなー」みたいな思い出とかも出てきちゃうので、「苦労したなぁ……」みたいな聞き方になっちゃう(笑)。だけど昨日は、本当にいい意味ですごくフラットに聞けました。
フラットな状態になると、人の曲に反応するんですよね。自分が関わっていないというか、書いていない曲に。割とそういうところに惹かれるというか。なので、もし次があるとしたら、もっといろんなクリエイターさんに関わってほしいなと思いました。僕は今回、制作を担当する割合も多かったので……。
――師匠1人でかなりの数の曲を書かれていますもんね……!
師匠:
そうなんですよ。「統一感が出る」っていう意味ではよかったかもしれないんですけど。もっといろんな人に曲を書いてもらって、「僕は1、2曲くらいでもいいな」って思ってて。
それを「インサイト」ですごく思ったんですよね。
ユプくん(ユプシロン(@yupsilon_))が歌詞を書いて、センチミリメンタル(@cenmilli)さんが曲を作って、編曲も含めてほぼ完成形で渡していただいたんですよ。これまた自分にはないテイストなので、特に印象的なサビを聴いて「あ、いいなぁ」って思っちゃって。自分にないものばかりに惹かれるんですよね。
師匠:
そういう意味では、ベレッタさん(BΣretta Crossrain(@BerettaCR))の「デンノウラグナロク」も同じで。
キャッチーで、アニメオープニングっぽい作りで、曲を書いた永見くん(永見和也(@nagamikazuya))が一番得意というか、彼の良さが出てる。こちらも同じで、自分にないところがものすごく出てる曲ですね。
だからやっぱり、人の曲ばっかり聴いてる……なんなんでしょうね、これって(笑)。ライバル心じゃないですけど……多少はあるのかな。「いいなぁ」って思いつつも、ちょっと「悔しいな」とも思ってるかもしれないです(笑)。
師匠:
あとは、ろいろい――ろい(@loyyol)さんが作って、リリィさん(奏⾳リリィ(@kanonlily8))が歌っている「アミダコネクト」もそうかな。
これがまた特殊でして、ろいさんの曲もほぼ完成形で渡されたんですよ。だけど、ろいろいが「師匠さぁ……編曲もやってよ……」っていう感じで言ってきて(笑)。でもこれ、編曲しようがないくらい完成度が高くて。それならばと僕にミックスを投げてきたので、ろいろいの曲だけは他とはちょっと違う形でやっています。
それで、なんて言うんですかね……ミックスを僕がやったことで、曲の一節一節を見て「他の人はこんな作り方をしてるんだ!」っていうことがわかりました。そういう部分でも、他の人が作っている曲にすごく惹かれましたし、自分にとってもおもしろい経験になりました。
「Our Memories」には師匠Ver.が、「Narcosis」にはLong Ver.がある!?
――自分でも曲を作りながら、一方では他の人の曲もどんどん送られてきていて、それを聴きながらすごく刺激を受けていた、みたいな感じでしょうか。
師匠:
そうですね。でも逆に、自分の曲って一番わかんないんですよね。
よく言われるのは、「坂本さん節」とか「マニ節」とかいうふうに言われるんですよ。「すっごくマニくんっぽいね」とか「坂本さんっぽい曲だね」とか。でもそれは意図してやってるわけではなくて、こっちはただアウトプットしてるだけなので(笑)。でもまあ癖は出てるんでしょうね。
今回だと、僕が作ったのは……えっと……6曲……?
――6曲……みたいですね。半分以上、って考えるとすごい……!
師匠:
そうそうそう、あとで思ったんですよ僕も。「そんなに書いてたんだ!?」って(笑)。
それで、ちょっと変化もつけなきゃなって思って作ったのが、一番最後の曲「Our Memories」っていう。これ、僕は編曲してないんですよ。昔から山葵音楽学校で手伝ってもらってる五十嵐くん(五十嵐広二)っていう――もともとアイマスとかに関わってた人かな。いろいろやってる方で、編曲で入ってもらって。
で、結構これはガチの編曲になってます。もともとは僕が作曲したトラックがあるんですけど、もうそれとはまったく変わってる。なので実は僕バージョンが存在してるんですけど、ぜんぜん違うんですよ(笑)。けいろーさんにもいつか聞かせたいな。びっくりするほど違うので。
――師匠バージョン! めっちゃ気になります! 「Our Memories」ですが、アルバムの最後の曲として、本当にきれいな締めくくりになっていますよね。
師匠:
そう! これ、めちゃこだわって、このアルバムって10曲収録されてますけど、本当は9曲で完結するんですよ。あの“ラスボス”と言われているKIHOW(@kihow_)さんの「Narcosis」で。
でも一番最後には「Our Memories」っていう、ワコンピがリリースされて100年後から見た締めくくりの曲がある、っていう構成になっていて。この「最後は振り返る」っていうのをすごくやりたくて、一番最初にそういうコンセプトを決めて構成しました。一貫したストーリーがあるというか。
――僕自身『ワコンピ』を初めて聴いたときは、「Narcosis」でぶん殴られたような衝撃を受けたことを覚えています。「は~!? こんなの出しちゃいます~!?」みたいな(笑)。でもそうやって呆然としているところに、「Our Memories」というエンドロールが流れてくる。それでしんみりして、「すごくいいアルバムだったなあ……」なんて充実感を覚えながら聴き終えた記憶があります。
師匠:
まさしくそんな感じにしたかったんですよね。9曲目の「Narcosis」はすごく曲が短いんですよ。これもこだわりポイントで、「いきなり現れて、殴りかかって、去っていく」っていう。
……実はこの曲、長いものが存在するんですよ。
――え!? マジすか!?
師匠:
この曲、あっという間にできたんですけど、それもおもしろくて……実は2番があって、Cメロもあって(笑)。
――えぇえ!?!? まことに!?!?
師匠:
僕がボイスチェンジャーを使って歌った、仮歌では入れてるんですけど……それがたしか、4分あったかないかくらいですかね。アルバムに収録されているバージョンは2分もなくて、すごく削ったんですよ。「これ、Cメロいらないな」とか考えて、めちゃくちゃ引き算しました。これを削らないと、次の「Our Memories」が生きないな、っていう。
――なるほど……! そう言われると、曲の短さといい濃密さといい、音ゲーにおけるラスボス曲っぽくもありますよね。めちゃくちゃテンションが上がる曲だからもっと聴いてみたくなって、ロングバージョンが収録されているCDを買うんだけど、そればかり聴いてると疲れちゃう……みたいな。
師匠:
そうですね。疲れさせないのは大切かもしれません。飽きさせないし、疲れさせない。なおかつ「え!? もう終わり!?」って言わせたくない。そういう意味でも、この10曲――実質的には9曲かな――の曲順もこだわったポイントで、じっくり時間をかけて決めました。
――アルバム全体を通して流したときの緩急もそうですが、前半と後半とで曲から感じる雰囲気が違うようにも感じられて、その絶妙さ加減もすごいなあと思いながら聴いていました。そういえば、リスナーさんからは「これだけ入ってて1,000円しないんですか!?」とも言われてましたよね(笑)。
師匠:
そう、あれめちゃくちゃおもしろくて。1曲250円なのに、アルバムだと900円くらいで買えちゃうから、「大丈夫かこの人たち!?」みたいな(笑)。でもそれくらいこだわった作品になっているので、アルバム全部を通して聴いてほしいな、っていう思いがあります。
完全にビジネス志向ではない戦略ですけど、ワコンピはそういう金儲けの下手な連中が集まってるから……ぶっちゃけ大変ですよいろいろ(笑)。
――でももしかしたら逆に、参加されているVTuberさんのファンのなかには、「1,000円しないなら、せっかくだし全部買おう!」みたいな感じで買ってくださってる方もいらっしゃるかもしれませんよね。
師匠:
実際にそういった声もTwitterで検索したらいくつか出てきたので、よかったなあと思って。「推しのために買ったけど、他の曲もいいぞ!」みたいに言ってくれている人もいて、本当に嬉しかったです。
11月には京都・萬福寺でXRイベントとライブを開催!
――デジタルリリースもされて、これからも多くの人に届いていけばいいですね……! そして今後の動きとして、11月にはイベントがあるのだとか……?
師匠:
そうなんですよ! 京都の萬福寺というお寺でイベントをやります。
これは僕も知らなかったんですけど、サラ・ブライトマンなど外国の歌手もここでライブをしたことがあって、結構おもしろいことをしているお寺さんなんですよね。住職さんが柔軟な姿勢を持っていらして、今回もご協力いただいて、すでに萬福寺の境内をキャプチャしております。
すでに「バーチャル萬福寺」ができあがっていて、歩けるんですよ。現地に行けない人は、STYLYに再現されたバーチャル萬福寺を巡ってもらって、境内の各所に配置されているワコンピ楽曲のMVを見てもらう、というイベントになっています。
――MVの制作はこれからですか?
師匠:
リード曲と数曲はすでにクリエイターさんが決まっているんですけど、そのほかは作ってくださる方を探している最中ですね。
特にVTuberの世界って、スキルを持っている隠れたクリエイターがすごく多いと思っていて。そういう人たちのなかに、もしも表に出たいと思っている人がいたら、手を差し伸べたい。そういう人たちのチャンスになったらいいなと思っています。もし「やりたい!」というクリエイターさんがいらっしゃいましたら、他薦も含めてお声がけいただけると嬉しいです!
MVは自由に作ってもらう形で、ぜんぜんお寺に合わないものが出てきても僕はかえっておもしろいな、と思っています。だからなんでもありで、自由に作ってもらいたいですね。僕は映像に関してはほとんど素人なので……これこそ楽しみですよね。視覚的な映像によって、曲がどういうふうになるのかな、っていう。
――「メラメラリミッター」とか「デンノウラグナロク」とか、どんなMVになるのか楽しみです。
師匠:
いやほんと、想像がつかないですね……!
あと、リアルの萬福寺でも11月6日からイベントが行われます。現地ではAR体験ができて、萬福寺の境内でスマホをかざすと、ワコンピ楽曲のMVが見られます。多分、1ヶ月くらいは体験できるんだったかな……? それとイベントの初日となる11月6日は、オープニングセレモニーとして、現地で特別ライブを行う予定です。
――お寺での音楽ライブ! いやー行ってみたいですね……!
師匠:
これはね……僕、やりたくないんですよ。
――え!? それはどういう……?
師匠:
僕は演奏で、三味線で参加するんですけど、本当は見たいんですよ!
――あ、なるほど。観客側にまわりたい、という(笑)。
師匠:
そう、観客側に行きたいんですよ、本当は!
ワコンピにも参加してもらっている諸星マン(@moroboshimann)っていう三味線奏者と2人で一緒にやるんですけど、「諸星マンだけでもいいんじゃないかな……?」っていう(笑)。しかも時間は夕方くらいからなので、きっとお寺さんの幻想的な雰囲気のなかでのライブになるから、ますます見る側になりたい、っていう。
――さらに11月上旬ということは、もしかしたら紅葉もいい具合に……?
師匠:
あー! そっか! そのへんまた重なったら……いいだろうなあ……! いやー、そうだったらなおさら僕、客観的に(客席から)見たいですよ……!
――要交渉、といったところでしょうか(笑)。ライブの出演者については、他にはどなたか予定されているのでしょうか?
師匠:
まだ確定ではないんですけど、MYTH & ROIDのKIHOWさんと、VTuberさんを1人、ゲストとして呼びたいなと。あまり長いとちょっと大変になっちゃうので、数曲のみのスペシャルライブという形になります。
ライブは現地だけではなくて、配信の予定もあります。ただ、有料になっちゃうのかな……。こういうところで制作費を取り戻さないと(笑)。これ、言っちゃってもいいんですけど……ダメですよ! 制作費! 『ワコンピ』は制作費を回収しないと! いい意味で守銭奴がいないから(笑)。でも、もうちょっとがっついてもいいと思う!
――せっかくこんなに素敵な作品を世に送り出していただいたわけですから、そのへんはしっかり稼いでいただいて……!
師匠:
それとライブに関しては、また別の機会にやりたい気持ちもありますね。いつかできれば、リアルアーティストも交えて、全員でライブができたらおもしろいんですけどね……!
『ワコンピ』の今後の展開は?
――他に今後、『ワコンピ』関連の展開はありますか?
師匠:
1個決まっているのが、美波七海さんの「Nirvanas」がカラオケで配信されているんですけど……これ、次々に出てくる感じです。全曲ではないかもしれませんが、『ワコンピ』収録曲が順次カラオケ配信されます。
カラオケの機種はDAMなのですが、ありがたいことにDAMを運用している第一興商さんが非常に協力的というか、アルバムを気に入っていただいていて……スタッフさんもいい方たちばかりで。
――DAMといえ「音が良い」と評判ですよね。僕も学生時代はよくお世話になりました。
師匠:
そうなんですよ! だから僕、すごくカラオケに行きたくて! 落ち着いたら、ヒトカラでも行きたいですね……。みなさんにもぜひ、あの難しい曲を歌ってもらって。いやー、美波さんの曲、むちゃくちゃ難しいですから、あれ(笑)。
自分が作曲した曲ではあるんですが、なんか急にラップになったりするし。美波さんはスキルが高いから、だからああいうことをいろいろやってもらったんですけど、大変だったと思います。ぜひみなさんも、カラオケで挑戦してみてください。
今はこういうご時世だからねー、本当は人と行きたいんですけどね。収録曲が増えたら、誰かと一緒に行って歌いたいですね。ワコンピカラオケ!
――「ワコンピメドレー、カラオケで歌ってみた」みたいな。
師匠:
カロリー高そうだなぁ(笑)。まあでも、徐々に曲は増えていくと思います。
他に『ワコンピ』絡みだと、大阪のFMラジオ局で月間パワープレイの話があったり。これは多分、リード曲ではない曲が選ばれます。そういう細かい話がちょくちょくありまして、なんかまたいろいろ出てきます(笑)。
あと、大阪のTSUTAYA EBISUBASHI店で展開しているガチャも、結構回していただいているようで。割といい値段(1回1,000円)するんですけど、2個セットの缶バッジが出てきます。目玉は『ワコンピ』のCDですね。クラウドファウンディングで支援してくださった人向けの、激レアCDが当たります! ……ただ、アホかっていうくらい高いんですよね、当たる確率が(笑)。
――あ、低いんじゃなくて高いんですね!?
師匠:
よく当たる、っていう(笑)。知人は「3回やってCDが当たった!」って言ってたから。まあ1回1,000円なので安くはないんですが……ハズレはないので。よくゲーム機が景品になっている、「絶対当たらないぞ!」みたいなガチャとは違います(笑)。
それと、TSUTAYAさんの入り口には巨大なモニターがあって、ランダムで『ワコンピ』の特別映像が流れるんですよ。これ、大丈夫かと思ったんですけど、びっくりするくらい音量がデカくて(笑)。多分、最近になって流れる曲も変わったんじゃないかな? なので、近くの方はぜひ見に行ってみてください。
――最後に、読者さんに向けてメッセージなどありましたらお願いします!
師匠:
『ワコンピ』は、和ロックやVTuberが好きな方たちにはもちろんのこと、「日本の音楽とはなんぞや?」と新たな「和」を掲げて制作をしたのもあるので、すべての音楽好きに聴いてもらいたいです。
そのためにはぶっちゃけみなさんの口コミも大事なので、どんどん音楽好きに広めてくれたら嬉しいです。もっともっと知ってもらいたいので! もう、こんなときくらいガツガツしてそこはお願いしたいです(笑)。
そして『ワコンピ』がきっかけとなって、VTuberの世界を知らなかった方たちにもVTuberの良さを知ってもらえたらいいなと思います。あるいは逆に、VTuberファンの方たちがリアルアーティストのことを知るきっかけにもなればとても嬉しいなと! アルバムはお値段も安いので、よろしくお願いします(笑)。
©Grater Records/©A/N