2023年は何がアツかった？VTuberとクリエイターが語る、今年のおすすめコンテンツ＆注目VTuber

いろんな分野の個人勢のVTuberクリエイターたちがclusterに集い、クリエイティブ豊かなバラエティを展開していくのがワクワクで面白い！

VTuber黎明期の個性豊かな世界観にワクワクしていた感じが、今ここでまた起こっている！！

スマホからでも入れて番組にリアクションができるので、clusterが気になっている方にもおすすめしたい。あと、推しのみんなのビジュアルが良すぎて、それを目の前で見れらるのが眼福すぎます。

個人でもバーチャルライブが作れるようになるほどの、機材ソフト環境の充実！

mocopiといったトラッキング環境の充実から、背景のVRoomや撮影加工のShoost、最近ではWarudo……と、既存のソフトは使えるアップデートがどんどんなされたり、新規の強力なソフトが出てきたり。高価な機材や専門性の高いソフトウェアを使わずとも、個人で安価に高品質な3Dバーチャルライブ配信ができる環境がとっても充実した年だったと思います。

個人的な予想では、2024年にはUE5で作られたVTuber向けのソフトが出てくるはず。ライティングなどさらに強力な映像表現ができそうで楽しみ！

ミズナギさん

まずデザインがめちゃくちゃいい！ 見ればわかる。
そしてギミック活かした食べ物や道具の作り方が素敵！
VTuberスタイルのコラムも掲載していたりとすごい！

Coloso.さんからのUE5を使ったVTuberキャラクター教材制作の企業案件！ 「UE5で綺麗なVTuberキャラクターの映像や配信を作りたいよー！」という方や、VTuberさん/VTuberをサポートするクリエイターさんに向けて、夢天狗が持っている知識を最大限詰め込みました！

バーチャル例大祭の開催！ はちゃめちゃ楽しいVRSNSでのイベントで、いろんな方に参拝してもらいたいと念を込めて制作していますので、お楽しみに！

化け物がはびこる世紀末のような場所に暮らす二人の男女を描いた「魔境編」に、天国のような場所に暮らす子どもたちを描いた「天国編」。

一見、背景や登場人物がバラバラな2つの時間軸・場所の話が交互に描写されているだけかと思いきや、読み進めていくとこの2つの関係性がわかっていくのが面白い！

だんだんと紐解けていく謎や伏線にワクワクが止まりません！

酒泉りり
飲食店経営系VTuber

今年はYouTubeでの動きはあまりなかったものの、現実世界を軸に、Xではよく活動している変わった活動スタイルのVTuber。

酒泉さんが開業した新橋にある飲食店は、「トイレ前に謎の楽譜が貼ってある」ということでバズり散らかし、テレビやニコニコ公式放送などでも取り上げられた。

2023年は秋葉原に新しく店舗を開業、その店舗で他VTuberとのコラボ企画を複数行うなど精力的に活動しており、自身の主戦場であるお酒を絡めつつ、現実世界×VTuberなイベントを生み出している。今後も活動が楽しみなVTuber。

知り合いから突然、架空の企業「敷嶋重工」の社歌が送られてきた、という内容の動画です。この動画がきっかけで敷嶋を知ってくれた方も結構いたようです。

2023年はチャンネル登録者数1,000人到達や初ライブなど、新しい経験をたくさんすることができました！

2024年はさらにいろんな活動に挑戦していきたいです！ 活動がんばります！

異次元に1クラス全員が漂流するところから物語が始まり、登場人物は何も分からないまま物語が進んでいく。ほとんどBGMは無く、感情を読み取れるのはセリフと動きと間のみ。その独特な空気感は視聴者を同じ空間に迷い入れ、それによって視聴者までもが主人公同様に漂流者となり、クラスメイトの一員になったかのような感覚に陥ってしまう。

ほぼ音楽が鳴らないアニメーションのため、EDで流れる銀杏BOYZの「少年少女」は特に印象に残る。最終話では主人公にとってバッドエンドのような終わり方をするが、銀杏BOYZの名曲「夢で逢えたら」を聴いたことがあると、ハッピーエンドとも解釈することができる。

作品とは関係ない楽曲が何故か頭に浮かび、偶然だろうと考えながら「少年少女」のCDを調べると、カップリング曲に「夢で会えたら」が収録されていた。起用するアーティストさえも作品の一部として昇華させ、作品をより深いものにさせる。アニメオリジナル作品ならではの構成がとても魅力的でした。

プリキュア20周年作品であり、初の男の子、女子大生プリキュアが登場する。その2人には、特に現代が反映されているように感じた。

『彗星の魔女』では女性同士の結婚が当たり前の世界だったように、男の子プリキュア「ツバサくん」の登場によって、今の子供たちが大人になる頃にはジェンダー問題が少しマイルドになっているのではないかと思わされた。

ツバサくんは空を飛ぶ夢を持っていたが、プリキュアになり空が飛べるようになることで、目標を失ってしまう。しかし、そこでツバサくんに掛けられた言葉は、「勉強をすることが将来何かに結びつき、夢を叶える手助けになる」という内容だった。

夢を持たない子供たちが増えたこの世界で、この言葉は勉強をする意味を自然とさとす素晴らしいものだと感じた。

他にも、大学生プリキュアは保育士を目指し勉強中であり、保育士不足が社会問題となっている日本で、プリキュアを見たことで保育士を夢見る子供が現れることは、とても重要なことだと思う。

子供向け作品だからこそ、社会問題をしっかりと取り入れ、明るい未来を作品の力で作り上げようという東映の意気込みが感じられて、とても熱い作品だった。

浦見魔子ちゃんねる

テレビ番組のような構成で活動している個人VTuber。

ほぼ人間の姿で登場するためVTuberかどうか怪しくなっているが、掛け合いやワードセンスが秀逸で、ずっと見ていたくなる推しVTuber。

浦見魔子ワールドが炸裂し、編集や脚本（あるかは不明）に一切手を抜かず、同じ活動者として舌を巻くばかり。

約2年かけて、VTuberデビューする経緯を3DCGアニメーションで制作した、ドキュメンタリー作品です！

全部が見どころです！！！

昇竜の如く、高く弾けるポップコーンになれるよう頑張ります！！！

こちらが今年摂取したコンテンツで一番熱く、おすすめの一品です。

『7 Days to Die』（セブンデイズトゥダイ、略称：7DTD）はオープンワールドのサバイバルホラーゲームで、プレイヤーはなるべく長く生き延びることを目標にプレイします。

ゲーム内には昼夜の概念や空腹、喉の渇き、ヘルスのメーターがあり、プレイヤーは仲間と協力、ないしは己の力のみで周囲のゾンビをしばき上げつつ食料や資源を調達し、生き延びるのがこのゲームの趣旨です。

昼間のゾンビは動きが鈍く弱体化していますが、夜になると凶暴化して走り出します。また、ゲーム内時間で7日間ごとに「ブラッドムーンホード」と呼ばれる激しいゾンビの襲撃タイムがあり、毎週より過激になっていくこの襲撃イベントを凌ぎ切れるかどうかが、このゲームの最大の見せ場と言っても過言ではないでしょう。

そんなゾンビサバイバルゲーム7DTDを、『77日間死なずに過ごしてやろう！』という難易度ガッツのある耐久企画をやってのけた熱いVTuberが、ここにいます。ゲームのアプデの時の配信も視聴者と一緒に楽しんだりと、いつかこのゲームの公式アンバサダーになってほしいなと思うような魅力のある配信をするVTuberです。

ジェネリック妖怪が叩きつけた「辞表」の重さ。ストーリーと世界観が下地となりメインとなりのVTuberの中でも、特に注目のVアーティストです。

七熊燐
駄ゞ田メダ

生き延び、どこにでも足を運びたい

かなり悩んだのですが、やはり『原神』です……！

ストーリーやキャラクターの魅力は勿論なのですが……各ムービーのひとつひとつがとても丁寧で、どんどん手が込んだものになっていっており、クリエイターとしてとても刺激を受けております。

音楽についても世界観をとても大切に、楽器も各地域のテーマに合わせたものを選んでおられて、オーケストラの動画も大変楽しめます！

オープンワールドのマップ開拓も大変楽しいですし、これからのアップデートもどんどんプレイしやすくなるものばかりみたいですので、是非プレイして頂きたいです。

YouTubeの公式チャンネルから、まず世界観を浴びるのもアリです……！

選べなかったので2人書かせてください！

猫吹ケムリ
とってもお歌やお声が素敵で、お話を聞くだけでもとっても癒される猫吹ケムリさん！ 実は2023年内に3Dが2つもお披露目されました。

煙のようにモクモクと姿を変えられるので……女の子の姿、少年の姿どちらともチャイナ服で！ しかもそれに合わせたお名前ロゴ、オリジナル楽曲まで公開されました！

オリジナル楽曲の『ディスコテーク』は女の子と少年、どちらの歌声でも動画投稿されていますので、ゆっくり癒されたい時はぜひ聴いていただきたいです。

五木つかさ
本気でメジャーデビューを目指しておられる、性別不詳関西弁Vsingerさん！ トークがとっても楽しくて面白いです！

ひたむきに努力されていて、それが歌声にしっかり反映されている事が日々わかって、努力の天才だな……！ といつも元気をもらっています。

今年行われた3Dに向けたCFでは、まさかの600%超え達成をされており、当方それに係るイラストも描かせていただきました！

来年にはオリジナル楽曲の複数公開、3Dライブがあるようです……！ 2024年の活動の幅がググッと広がりそうな、これからくる！ Vsingerさんですので、ぜひ配信や歌動画を拝見していただけると嬉しいです。

2023春のボカコレ参加楽曲『装飾コンプレックス』です！ ボカロPのこうたさんと共同制作をさせていただきました。

これまで感じていたことをぶつけた作品です。「性別なんて気にせず、自分の思う好きな格好や振る舞いをしたらいい！」という気持ちを込めて制作しました。

初めてのMV制作だったので拙いところも多くありますが、心から本当に良い作品になったと思います。

また、こちらも同様にこうたPさんとの作品です。

先日、YouTube再生が1万回を突破しました！ たくさん聴いてくださった方、ありがとうございます！

とっても可愛いレンくんが描けたと思いますし、途中レンくんが『喋る』ので、ぜひ最後まで聴いていただきたいです。

いつも見てくださって、たくさん心からありがとうございます！！

2023年にやりたくて出来なかったこと、両手の指じゃ足りないくらいあるので、2024年は全部やり切れるくらい駆け抜けていきますのでよろしくお願いします！

これからのてんたしくんに乞うご期待ください！！！

ファム・ファタルさん

ストーリー性がしっかりとあるMVをいつか制作したいと思い続けてはや幾年、ようやっと楽曲、MV共に理想的な作品をお披露目出来ました。

小説もあるので少しずつ公開出来ればと考えております。

来年も温めて熟成しているものが沢山あります、一緒に楽しんでいこうね。

今年は「VFX」という、現実世界でアバターが生き生きと動く動画の技術の発展が大きかったです。

この技術は個人VTuberで行っている方が多く、例として東雲はつりさんや三珠さくまるさんが行っています。特に三珠さくまるさんはこの技術を使用してスカイダイビングや空中ブランコなどを行っており、映像の迫力が強かったです。

今年はLive2D Showcaseも熱かったです。このコンテンツはLive2Dによる製作物をXやYouTube上で公開するものです。私のお気に入りは萬屋賽子さんです。

今年投稿されたこの動画は多くの人を魅了し、再生数は160万回を超えています。

三珠さくまる

100円ショップの材料とマイコンを用いて、VRChat上で使用できる足踏みコントローラを製作しました。見どころはVRChat上のワールドであるぽこピーランドの実績を解除するところです。

VRと電子工作、双方の世界をつなぐ面白い動画を作っていきます。そして、新しい技術を作っていきたいと思います。よろしくお願いします！

発売は2021年ですが、2023年にも縛りプレイ周回やボスラッシュなどをしました。探索型2Dアクションゲームとして、死にゲーとして最高の1本。

クリアするだけなら10時間も要しませんが、収集、周回タイムアタック、ボスラッシュなど、いずれも快適にかつ密度濃く遊べるのが大変素晴らしい。はっきり言ってボス戦はかなり難しい、死にゲーですが、復帰は早めで、何度も死ぬうちにパターンが分かってきて攻略できる……と、相当に丁寧に己の上達を感じられる設計になっています。

ジャンルを問わず私がこの世で最も好きなゲームの1本です。

『うみねこ』は原作EP4の頃から追っており、PS3向けのCS版2作もプレイ済みですが、今年Switch移植版『咲』を購入し再読。

「愛がなければ視えない」。うみねこに限らず様々な「作品」にも、あらゆることに当てはまる言葉だと思います。己の人生観に哲学に人格形成に多くの影響を与えた作品。しっかり理解するにはかなり難解だし、私も3割も適当に理解しているか怪しいですが、大袈裟に言ってしまうと「愛がなければ視えない」必修科目レベルの価値観だと思います。

改めて話を追ってみるとベアトの想いがあまりにも悲痛で大馬鹿野郎で、感情が大変です。

多くの人が思い出のゲーム、魂のゲームとして大はしゃぎで進めている超絶リメイク。

リメイク作も世の中に数多あり、その方向性も様々、絶対の正解などない中で、本作は「こういう方向性としてのリメイク」としてあまりにも旧作をリスペクトしすぎていて怖いぐらいで、最高も最高。

一段落後は2倍以上楽しむために、旧作も改めて遊ぶということをして噛み締めています。「ここが新しくなってる」「ここはそのままだ」最高。

和澤ざわ
魔王マグロナ
社築
双子乃兄弟
夜枕ギリー
バーチャル悪霊

https://www.pixiv.net/artworks/113364011
↑これを描いている時点での発表済み最新本気絵。

下からの光源、影やハイライトの付き方、ポーズ、向き、髪の流れ、羽の質感、服に装飾のデザイン、色味、光沢etc……

https://www.youtube.com/watch?v=rdZlHDYuHBU
↑マリオRPGプレイ記録1。

我ながら気持ち悪いぐらい細かいとこに言及するな！？ と思いつつ、この世にマリオRPGおよびマリオシリーズにもっと詳しい人なんていくらでもいると思うので、そういう人たちの感想などをもっと見たい……（マリオRPGでなくても、マリオでなくとも）。

https://chika-anri.hatenablog.com/entry/2023/09/21/184707
↑ポケモンSV碧の仮面プレイ記録と感想考察。

考えて文章打っているうちに次から次へと考えることが湧いてきて止まらない……ポケモンという世界観は本当に考察の沼！

認識されるようになりたい。「存在している」存在になりたい…。