ねむねぎがアツく語る!男性歌い手の魅力とは?【Podcast書き起こし】

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この記事は、Podcast『すきがたり。』の内容の一部を書き起こしたものです。詳しくは本編をお聞きください。

【※本編リンク:Spotify

今回のゲスト
ねむねぎ
ねむねぎ

家紋のネギを風呂敷に背負った、おもしろグラサンたぬき。

アホなゲーム実況や、ほかのVTuberとはちょっと違う企画に定評がある、おもしろマスコットたぬきVTuber。トークに自信あり。

けいろー

今回は、ゲストであるねむねぎさんにテーマを用意していただいております。本日は何についてお話いただけますでしょうか?

ねむねぎ

今回はですね! みなさんがあんまり知らない、「歌い手」の掘り下げです!

目次

「歌ってみた」の原点は「2ちゃんねる」にあり?

【立ち絵】ねむねぎ
ねむねぎさん

ねむねぎ
「歌い手」って聞くと、「ネットでカラオケしてる人でしょ?」っていうイメージが多分強いと思うんです。最近はかなり変わってきてるんですけど……有名なところで言うと、Adoさんとか、まふまふさんとかですね。まふまふさんに至っては、NHKの紅白歌合戦に出ていますし。

――紅白、すごかったですよね! お茶の間でまふまふさんが『命に嫌われている。』を熱唱して、しかもあの本家のMV的な演出もあったので、ちょっと感動しました。

ねむねぎ
すごかったですよね本当に! もう何年も前の話になりますけど、紅白で小林幸子さんが『千本桜』を歌ったときような衝撃を感じました。そういったネットコンテンツが、だんだん世間に台頭してきているように思います。

特に若年層は、ネットクリエイター時代の中に生きていますので。だからこそ、それ以外の世代の方もこのような歌い手文化を知れば、「流行りに乗れて、若い人たちの共感も得られて、もう何もかもウハウハなんじゃねぇか!?」と思いまして(笑)。今回はそんな、歌い手文化の原点についてお伝えできればと思います。

――今でこそ歌い手さんは有名ですし、検索すれば楽曲のカバー動画もたくさん出てきますし、YouTubeの登録者数も桁違いの人気を誇っています。でも一方で、「もともとどういった経緯で出てきたのか」は、もしかすると知らない人もいるかも……?

ねむねぎ
知らない方もいるかもしれませんね。――ちょっとじゃあ、最初に歴史を話していきましょうか!

まずはそもそもの話として、「歌い手文化はニコニコ動画で始まった」と考えている人も多いと思うんですよ。でも実際は違います。ニコニコ動画よりもちょっと前の、2ちゃんねる(※当時)のカラオケ板……あそこから始まっているんです。

そこでは、自分の歌声をカラオケとかで録音して、掲示板に投稿するようなことが行われていました。ですが……それが無断転載されるようになるんですよ、ニコニコ動画に(笑)。「じゃったら、自分で投稿するわ!」という感じで、歌い手文化がニコニコで花開くことになったわけです。

時期としては、2007年から2009年にかけての頃ですね。2007年にボーカロイドが話題になり、やがてそれを歌った動画が「歌ってみた」として投稿されるようになり、2009年には怒涛の歌い手ブームに。現在はメジャーシーンで活躍されている方もいますが、多くの歌い手は2013年くらいまでのあいだにデビューしています。

そうして今に至るわけなんですけれども……まあ、ここまでが簡単な歴史ですね。発祥は2ちゃんねるですが、なんだかんだ言いながらやっぱりニコニコで育ってきた文化、という感じです。

でも、これだけたくさんの歌い手がいると、何を聞けばいいかわかんないじゃないですか。そこで今回は、私が特に「この人たちすごいな!? 音楽として完成してんな!」っていう人たちを――特に男性の歌い手さんについて――ご紹介していこうと思います。

――よろしくお願いします!

オンリーワンの歌声を持つ歌い手「島爺」

ねむねぎ
というわけで、3つほどトピックを用意しておりますので、順番にお話していこうと思います。

ねむねぎ

1つ目が、オンリーワンの歌声の方々! 

ねむねぎ
「この声を出せるのは、この人しかいないよね」という歌い手を、2人紹介します。歌い手といえばボーカロイド曲を歌っている人も多いですが、ボカロ曲は人間が歌うことを想定していないので、歌おうにもうまく歌えない曲があると思うんですよ。

ですが、そんな曲でも見事に歌いこなしてしまう、曲の魅力を引き出せる歌い手さんもいます。聞いてみると、「あっ、この人の歌い方だったらうまく歌える!」とか、「この曲には、実はこういう魅力があったんだ!」って気づかせてくれる。「この人にしか魅力を引き出せない曲」っていうのがあるわけです。

では、そんな魅力を持つ人をまずは1人、紹介させていただきますね。――退廃的、かつ曲自体が偏屈で、どこかレトロな感じの音もありつつ、アップテンポで革新的な曲。そういう楽曲を完全にモノにできてしまう、稀有な歌声を持っている方が、1人いらっしゃいます。

ねむねぎ

その方は……島爺さんです!

――おお! 島爺さんといえば、ニコニコ動画で歌ってみた動画をたびたび見ていた覚えがあります。今はYouTubeでも活動されていますよね。

ねむねぎ
そうなんですよ! めちゃめちゃ知名度があって、メジャーデビューもしていて、大人気な方なんですけど、なかなか話題に挙がってこないんですよね。個人的にはもう「まふまふさんとかと並んでいてもおかしくないでしょう!?」って思うような方なんですけど……意外と、世間の方々は取り上げてくれないんですよ。

最近ですと、アニメ『終末のワルキューレ』のエンディングテーマを担当されていまして、それで「やっと……!」ってなりました(笑)。以前からテレビなどに出る機会はあったと思いますが、やっとこういうふうに聞けるのが嬉しいなって。でも……もっと! もっと拾ってほしい!!

――まだまだ足りない、と。

ねむねぎ
まだ足りない!! ――ということでね、その島爺さんの魅力を感じられる……というか「これはこの人にしか無理でしょ!?」という曲があるので、紹介できればと思います!

ねむねぎ

島爺さんで、『HATED JOHN』

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この記事を書いた人

けいろーのアバター けいろー バーチャルライター

フリーライター。VTuber/VR関係のメディアとしては、MoguliveやVtuber Postに寄稿。インタビューやライブレポートなどを担当している。その他実績として、コミックナタリー、ふたまん+、SUUMOタウン、ぐるなび みんなのごはん、『初音ミクエキスポ』公式パンフレット、双葉社『EX大衆』VTuber特集、日本看護協会出版会『創造られたヒロイン、ナイチンゲールの虚像と実像』など

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