【エプレ】個人勢VTuberでも夢を掴める!柚子花、ChumuNote、Flare Runeがアイドルとして初のワンマンライブで見た景色【ライブレポート】

M4.「ブレイブライブ」

💛💙

ここからは趣向を変えて、デュエット&ソロ曲を歌唱する流れに。ステージに残った柚子花とChumuNoteが歌うのは、「ブレイブライブ」。過去のライブでは、2ndオンラインライブで披露されたことのあるデュエット曲だ。

柚子花の高音とChumuNoteの低音がバチバチにぶつかり合う激しい曲かと思いきや、お互いに高め合っていくような掛け合いがアツい。同時期にVTuber活動を始めたライバルで戦友な2人の曲を、力を込めて歌い上げる。

ChumuNote

進化したラップ、聞いてくれ!

この一声から流れるように繰り出された、力強さとキレに磨きがかかったChumuNoteのラップパートと、高らかに響く柚子花のハイトーン。2人によって交互に紡がれる歌声と、その緩急もたまらないパフォーマンスだった。

M5.「My Story!」

💛

最高にカッコいいデュエットから一転、

ChumuNote

良い曲に体力持ってかれちゃった~! ぼく、もう退勤~!

と気の抜けた声でステージ横へと捌けていくChumuNote。1人取り残される柚子花。そのまま話し始めた彼女の指示で、会場では音楽が流れ出した。

柚子花

今日はですね、それぞれの音楽とか個性も知ってもらいたくてですね! ソロ活動の曲も歌うらしいんですよ!

次……?

と話す彼女の足元にズームインし、流れるメロディに合わせてパンアップ。柚子花の顔が映し出されると同時に、「え、アタシ!?」の一言が放たれ、ソロ曲「My Story!」が始まった。自然なMCとカメラワークが光るこのシームレスな導入には、会場からも大きな笑い声があがっていた。

M6.「Vigor」

💛

デュエット、ソロと来て、まだまだ続く柚子花のターン。

柚子花

次の曲は……みんな、予想できる人は多分いない!

との言葉に、期待に満ちた声で答えるえぷらーたち。

はたして彼女の口から発表されたのは、épelerの1stアルバムに収録されているFlare Runeのソロ曲「Vigor」。このサプライズには、フロア中から驚きと喜びが入り混じった声が巻き起こっていた。歌唱後のMCでは「なんて高い曲なんだ!」と柚子花本人は笑いながら話していたものの、思いも寄らないシャッフル曲と、振り付け込みで可愛らしく歌う姿に、見惚れていた人も少なかった様子。

M7.「魔法少女Y×F」

💛💜

続いて登場したのは、Flare Rune。

Flare Rune

この2人が集まったということは~?

という前振りを受けて、「Y」のポーズをする柚子花。それを受けて、ちょっと自信なさげに「F」のポーズを取ろうとするFlare Rune。そんな2人のやり取りに、観客のあいだでは笑いの波が広がっていた。

魔法少女Y×F」のタイトルコールと共に、ステージ上にはキラキラかわいい世界が広がり、フロアには黄と紫のサイリウムの光が灯される。ただかわいいだけではなく、コミカルな振り付けや、リズムに合わせて動くFlare Runeのくるりと巻いたサイドテールにも目を引かれる。ここまでほぼ休みなく6曲を歌ってきた柚子花も、息を切らすことなく、最後のポーズまでしっかりと決めていた。

M8.「LIGHT×LIVE×RIGHT」

💜

柚子花と入れ替わるようにして、ここからはFlare Runeのターン。彼女の3rdシングル「LIGHT×LIVE×RIGHT」のタイトルが発表されると、会場からは「やったーーー!!」の大声があがっていた。

Flare Rune

この曲は盛り上がってなんぼです! 声出して、コメント打って、めちゃくちゃ盛り上がってくださーい!

先ほどまでの明るくかわいい雰囲気からは一転、サイリウムとレーザーによって紫一色に彩られたフロアに、力強い歌声を響かせていく。合間合間に呼びかけるFlare Runeと、それに応じる観客のボルテージもますます高まるステージとなった。

M9.「Swimmy」

💜

Flare Runeがカバーするépelerメンバーのソロ曲は、ChumuNoteの「Swimmy」。

Flare Rune

なんてこった! 低すぎる!

タイトルコールの前にそう笑いながら話していたFlare Runeだったが、果敢にも原曲キーでの歌唱に挑戦。ChumuNoteとはまた違うカッコよさで、1曲を最後までクールに歌い上げた。

M10.「PERSONAE」

💙💜

メンバー内デュエットの最後の組み合わせは、Flare Rune×ChumuNote。

ChumuNote

僕たち……曲、持ってたっけ~?

ChumuNote

ねえよなぁ!!?

――と、どこかで聞いたようなフレーズでセルフツッコミするChumuNoteを受けて、

Flare Rune

ないんですけどー……なんと!

とFlare Runeから発表されたのは、今回のライブのために書き下ろされた新曲。曲名は「PERSONAE」だ。

全体を通してダークな雰囲気が漂うなかで、互いを引き立てるような2人の歌声のハモりが心地良い、ゴシックベースの楽曲。曲調が変わる直前には2人で並び立つ場面が、終盤には背中合わせで歌うシーンがあり、ダンスだけでなく立ち姿で魅せるようなステージも魅力的だった。

M11.「アンデッドハート」

💙

ソロパートの最後を務めるのは、ChumuNote。歌うのは、音楽プロジェクト「メガミノウタゲ」3のプロデュースによって生まれたオリジナルソング「アンデッドハート」だ。

ここまで、ジャンルの異なるカッコいい曲が続いてきたなかでも、際立ってパワフルな1曲。サビで感情を爆発させるようなエネルギッシュな歌声が、スピーカーの大音響でビリビリと感じられる。これだから、ライブはたまらない。

M12.「ちっちぇえいきもの監視観察健康法」

💙(💜💛)

一連の流れから、おそらくはえぷらーの多くが察していたとおり、シャッフル曲のラストを飾るのはこの曲。雰囲気をガラッと変えてChumuNoteが歌うのは、柚子花のソロ曲「ちっちぇえいきもの監視観察健康法」だ。

ステージの両脇にちっちぇえいきもの(?)を添えて、振り付けもしっかりとこなしながらキュートに歌う姿に、フロアのテンションも別ベクトルに急上昇。会場が一体となって笑顔で「ほんとすきー!」と叫ぶ光景が見られる、楽しいひとときとなった。

デュエットとソロ、そしてシャッフル曲が一段落したところで、ステージ上に揃った3人からお知らせタイム。

新プロジェクト「メガミノウタゲ Music Initiative」4で募集していた、épelerとのコラボレーション楽曲の制作を担当する4名のコンポーザーが発表された。詳しくは、ライブ終了後に投稿された下記ポストを参照してほしい。

お知らせの後は、再び3人揃ってのステージがスタート。いよいよ後半戦に突入したワンマンライブを最後まで駆け抜けるべく、2曲連続で披露された。

1 2 3

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!